2日目(7月31日):野外生活の始まり、開拓小屋へ。 ~第38回知床自然教室~
今日から野外生活(キャンプ)の始まりです。
ウトロの街から約5キロ、歩いてキャンプ地「ポンホロ」を目指します。しかしこの日は午後から雨の予報。
テントを張ったりかまどを作ったり生活の準備をしている間に雨に降られそうな雲行きです。そこで、急きょこの日のテント泊はあきらめて行先を開拓小屋に変更しました。
開拓小屋は、開拓当時の馬小屋を手直しして森づくりの作業場として使っている建物です。それから、この日のような緊急事態の避難場所としても活躍しています。
もちろんここにも電気もガスもありません。降り出した雨の中、急ごしらえのタープの屋根の下で夕食です。
夜7時。暗闇と大雨の中、あとは小屋の中で寝るだけです。一つ屋根の下で最初の夜が過ぎていきます。