森づくりの道「開拓小屋コース」オープン。
知床に新しい「道」が誕生します。知床自然センター周辺の100平方メートル運動地を歩く森づくりの道「開拓小屋コース」です。
これまで準備を進め、道のりにして約5キロ、2時間半のコースができました。途中には、かつての開拓の歴史をうかがい知ることができる当時の家屋(一部復元)や生活の跡、そして現在進めている森づくりの作業地などが点在しています。
コースの最後、森の抜けると知床連山の山並みが広がる草原が現れます。ここはかつて放牧地だった場所ですが、開拓が終わってから40年以上が経過した今もなお当時の面影を残したままとなっています。
なぜここが放牧地になったのか、そしてなぜなかなか森が再生しないのか、このコースを歩き、知床の今の自然だけではなく、そんなところにも思いを馳せていただければうれしい限りです。
知床の過去、現在、未来を歩く2時間半。
知床にお越しの際は、ぜひこのコースも歩いてみてください。お待ちしています。
コースマップなどはこちら。
知床自然センター「しれとこ森づくりの道」
(担当:松林)