ウトロでオオハンゴンソウを除去しました
知床世界自然遺産地域の玄関口であるウトロ地区で、特定外来生物であるオオハンゴンソウの生育が確認されました。
オオハンゴンソウは繁殖力と生命力が強く、一度繁茂すれば根絶は困難であると言われています。
オオハンゴンソウが繁茂すれば他の植物の生育を阻害恐れがあり、世界遺産エリアに侵入しないよう食い止めねばなりません。
幸い、今回見つけたオオハンゴンソウの分布は局所的であり、2時間程度で目に付くすべての花を除去することができました。抜いた花は種を散布しないようビニール袋に入れて焼却処分にします。
ただ一回の除去作業では根や種が残ってしまい来年も復活する可能性があります。根絶するには何年もかけて除去を続けていく必要があります。一度侵入した外来生物を除去するのは、本当に大変なことなのです。
あなたの家の庭にも生えていませんか?
(担当:能勢)