台風18号通過。その後の運動地。
実施日:2017年9月19日(火)~20日(水)
昨日、日本列島を縦断した台風18号は、知床でも近年にないほどに強い雨と風が吹き荒れました。
台風通過後、100平方メートル運動地の巡視を行ったところ、各所でトドマツやシラカンバなどの木々が折れたり、根返り(根っこから持ちあがる状態)したりと風雨の強さを物語る痕跡が見受けられました。
その他、昨日オープンした森づくりの道「開拓小屋コース」沿いにあった樹皮保護ネットを巻いたオヒョウの大木が根本から折れたり、昨日植樹祭で植えたトドマツ苗の一部が傾いたり倒れたりもしていました。
現在、順次作業道上の倒木除去や植樹祭のトドマツ苗の手直しなどを行っています。
もちろん雨も風も自然の営みです。知床の森づくりは、そんな自然の力も謙虚に受け止めながら、これからも試行錯誤を繰り返しつつ進めていきます。
(担当:松林)