冬の虫観察
2017年10月25日(水)、地元の知床ウトロ学校2年生と一緒に
身近な自然を知る授業として、冬の虫観察に出かけました。
10月も終わりに近づく知床は、日中でも外気温は10度前後と冷え込んできます。
そんな中、虫たちは身近な場所にいるのか、どんな暮らしをしているのか、
みんなで探して観察し、その生活を学びました。
11名の知床ウトロ学校2年生の児童たちは石を動かしたり、木の皮の裏側をのぞいたりして
一生懸命、虫を探していました。
寒くならないと見られない蛾を発見し、虫博士・新庄の解説により初めてその生活史を知ったみんなは
「えーーー!知らなかった!」
など興味津々の顔で聞き入っていました。
虫を探している途中に息絶えたトガリネズミも発見するオマケ付き。
「かわいそうだから葉っぱで隠してあげよう」とやさしさたっぷりの児童たちでした。