第22回「しれとこ森の集い(植樹祭)」開催報告
実施日:2018年10月21日(日)
10月の秋晴れの下、毎年恒例の「しれとこ森の集い」を開催しました。
地元斜里町や道内・本州から92名の方々にお集まりいただき、トドマツの苗木約150本を知床の大地へと植え付けました。
「森の集い」は、100平方メートル運動の参加者と斜里町民の皆さんを対象に毎年行っているイベントです。過去には、防鹿柵の中に森づくりで育てた広葉樹を植樹している時期もありましたが、ここ数年は、柵のない場所でシカに食べられない針葉樹(トドマツなど)の植樹を続けています。
この日の午前中は、二手に分かれ、森の散策と子ども向けのプログラムを行いました。
ひとつは知床財団スタッフの案内で、昨年オープンした「森づくりの道」を歩きました。知床開拓の歴史や森づくりの様子を見ながらの散策です。
もうひとつは、子ども向けのコースで、今年は北海道環境財団のスタッフによる「子ども環境教室」や落ち葉を使った工作などを行いました。
10年後、20年後、この日植えた木々が、そして知床の森がどうなっているかをたまにでも思い出していただけることがあればうれしい限りです。
お集まりいただいた皆さん、ありがとうございました。
これからも知床の森づくりをよろしくお願いいたします。
(担当:松林)