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クマ端会議を開催しました。

開催日:2019年2月1日(金)@ウトロ、2019年2月2日(土)@斜里市街地


地元住民の方々とヒグマについてざっくばらんに語り合う井戸端会議、その名も「クマ端会議」を開催しました。
ウトロ地区では今年で6年目、斜里市街地では2年目となる「クマ端会議」は、昨年のヒグマの動向をお伝えしながら、クマに関する素朴な疑問や意見を地元の皆さんと共有し、一緒に知床のヒグマを考えていくことを目指して行っています。

会議といっても、雰囲気はとてものんびりです。皆でお茶とお菓子を味わいながら話し合います。

 

ヒグマの頭蓋骨はこっち。

この骨は何でしょう? ヒントは今年の干支です

ヒグマには開けられない仕組みを備えたゴミステーション

2月1日でウトロでおこなった回では、クラウドファウンディングで呼びかけていた「ヒグマと共存するためのゴミステーション」の実物をご紹介しました。(詳しくはこちら

2月2日の斜里市街地の回では、電気柵を使用してクマ対策をおこなっている農家さんから実情や問題点をお聞きしたり、山菜採りでクマに遭遇した方のエピソードなども飛び出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年に知床財団に寄せられたヒグマの目撃数は1617件。過去2番目に多い件数となりました。ヒグマはどんなところで多く目撃されたのか、知床財団はどんな対応をしていたのか。私たち人間側にできることはなにか。「クマ端会議」は、そんな実情を地元の方に直接お伝えできる大切な機会です。また、地元の方々の率直な意見を聞き、疑問や不安を共有する中で、ヒグマと人が共に暮らしていけるよう、これからも「クマ端会議」を続けていきたいと考えています。

 

(担当:川村)

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