冬眠から明けたヒグマの姿を初確認
知床(斜里町・国立公園外)でヒグマの姿を確認しました。知床で冬眠明けしたヒグマを確認したのは、今シーズン初です。
ヒグマの姿が確認されたのは斜里町の真鯉地区(斜里~ウトロの区間)です。鹿を捕獲するためのわなに仕掛けた自動撮影カメラに映りました。撮影されたのは単独のヒグマ、撮影日時は3月10日12時40分頃です。
年によって前後しますが、知床でヒグマが活動を開始するのは例年3~4月です。2018年の初ヒグマ情報は4月2日、2017年は3月17日、2016年は3月5日、2015年は3月12日でした。今年の初ヒグマ情報は、やや早いですが”平年並み”と言えます。
冬眠明けの順番は、単独個体→子連れメスと言われています。
これからの時期、野外で活動する際は、冬眠から明けているヒグマがいることを頭に入れておく必要があります。
ヒグマ対処法については、こちらを参照ください。
知床のヒグマに関する情報は、「知床情報玉手箱」、「知床のひぐま」サイトで随時発信しています。