初日(8月1日):集合、知床へ ~第40回知床自然教室~
今年は、はじめましての子が18名、久しぶりの子が29名、元気いっぱい47名の子どもが知床に集いました。
斜里町役場の開校式では、誰もがこれからはじまる自然体験にワクワクして顔を輝かせていました。今年は7班体制です。これから1週間共に過ごす班員が、7人のリーダーから発表されます。初参加の子は、はじめて顔を合わせる人ばかりで少し緊張の様子でした。でも、心配ありません。子どもたちは、同じ釜の飯を食べ、協力して困難に立ち向かう中で、すぐに仲良しになります。
開校式の後は、知床国立公園の入り口、漁業の町ウトロ漁村センタ-に向かいます。
ここでは、心と体をほぐすレクリエーションを楽しんだり、野外生活が始まる前の注意事項を学びます。また今年は、のぼりべつクマ牧場の元職員前田菜穂子さんが、子ども向けにヒグマ学習をしてくれました。
アイヌの神話や子グマのはく製を用いて語られるヒグマのお話は、明日からヒグマの棲む森へ足を踏み入れる子どもたちにとって、忘れられない時間になりました。
さあ、いよいよ明日から野外生活が始まります。