3日目(8月3日):アイヌ民族の文化を体験! ~第40回知床自然教室~
鳥のさえずりや草の香り、いつもと違う朝に導かれて、ポンホロの一日が始まります。
「イランカラプテ」アイヌ語の挨拶が森に響きました。今日はアイヌ民族の文化を体験する日です。
講師が伝えるアイヌ語や手遊びは、どれもが初体験です。好奇心旺盛な子どもたちは、あっという間にそれらを覚えて、遊びのレパートリーに加えていました。
昼食には、アイヌ料理に挑戦。トウレプ(オオウバユリ)の根のでん粉をオオイタドリの茎で蒸して、お団子を作りました。野性味溢れるこの料理は、ワイルドになった子どもたちも大満足。
午後は、各班対抗でクチャ(狩り小屋)を作りました。素材はササや枯れ枝です。子どもたちは、自然の物を活用する方法を学び、リーダーを中心にアイディアを出し合い、個性あふれる小屋を作りました。
アイヌ民族の文化を知ることで、誰もが自然と共生する
ことに想いを馳せる日になりました。