5日目(8月5日):探検の日 ~第40回知床自然教室~
今日は、知床の森を探検する日です。目的地は「象の鼻」と呼ばれるオホーツク海を臨む断崖です。
リュックに水筒やお弁当を詰め込んで出発。「ホイホーイ」元気な子どもたちの声が森に響きます。知床の森を歩く時は、不意にヒグマと遭わないように掛け声を出して歩きます。47人の子どもの声は、なかなかの迫力です。そのため野生動物の姿を見る機会は少ないですが、森の中には動物の痕跡がたくさんあります。そんなフィールドサインを学びながら森を歩くと、姿こそ見えませんが森に生きる野生動物の息吹を確かに感じることができます。
深い森をひたすら歩いて目的地に到着。暑さにも負けず、全員が無事にたどり着くことができました。がんばった子どもたちは、どこまでも続く青いオホーツク海を眺め、清々しい風と達成感を噛みしめました。
ポンホロに戻り夕食後はキャンプファイヤーです。今晩はポンホロで過ごす最後の夜。
歌や踊りを楽しみ、誰もが想い出に残る夜を過ごしました。