クマ端会議、今年も開催しました。
開催日:2020年2月7日(金)@ウトロ、8日(土)@斜里市街地
私たち知床財団スタッフと地域の方々がヒグマについてざっくばらんに語り合う「クマ端(ばた)会議」を今年も開催しました。
今シーズンの斜里町でのヒグマの出没状況はどんな状況だったのか、ヒグマとうまく知床で暮らしていくためにどうしていけばいいのかをお茶を囲みながら地域の皆さんと意見交換しました。
ウトロでの開催は今回で7回目、斜里市街地での開催は3回目になります。
ウトロの回ではヒグマ状況に加え、昨年町内に新設したヒグマ対策ゴミステーション「とれんベア」をご紹介しました。斜里市街地開催の回では町外からのご参加もあり、今年話題となった札幌など市街地でのヒグマ出没を交えながら、盛んな質疑が飛び交いました。
このクマ端会議は日ごろヒグマ対策に当たっている私たちスタッフと地域の方々が直接意見交換できる大切な場です。
私たちがどんな思いでヒグマ対策にあたり、なにを目指しているのか。
そして、地域の方々はヒグマと暮らしていることにどのような思いや心配事があるのか。
これから先も知床に住む私たちとヒグマが共存してうまくやっていくために、「クマ端会議」は今後も続けていきたいと思います。
(今年度は12月に羅臼でも初めて開催しました。詳しくはコチラ)
また、今回の開催のため冬季休業中にもかかわらず臨時オープンしていただいたcoffee albireo様(@ウトロ)、そして3年連続でご協力いただいているしれとこくらぶ様(@斜里)にはこの場を借りて、御礼申し上げます。
(担当:田中)