冬期「森づくりボランティア」活動報告
実施日:2/8(土),2/9(日),2/15(土),2/16(日)

伐採木の運び出し作業。雪上での作業はとてもハードです。
100平方メートル運動の森づくりは、冬期もボランティアさんの協力を得て作業を行っています。この冬は、アカエゾマツの間伐作業を中心に行いました。
作業対象地は、植樹後15年~20年経ったアカエゾマツの植樹地です。植樹地のアカエゾマツは順調に生育していますが、アカエゾマツのみが育つ単調な環境になっています。この植樹地を知床本来の森に近づけるためには、間伐作業が必要です。アカエゾマツを適度に伐ることで林内が明るくなり、徐々に多様性の高い環境に変化し、やがて広葉樹と針葉樹が混ざり合う、知床らしい森に変わっていくことが予想されます。

この日、気温は終日−10度以下。極寒での活動、お疲れさまでした!
間伐は、ノコギリを使用した伐採や伐採木の運び出しが主な作業です。雪上での作業は重労働になりますが、道内外からのべ22名のボランティアさんが集い、間伐作業にご協力いただきました。また作業期間中は、吹雪や気温が-15度まで下がる厳しい環境下の活動日がありました。そんな中でも、快く作業にご参加下さった皆さま、本当にありがとうございました。この場を借りて心より御礼申し上げます。
100平方メートル運動の森づくりは、皆さまのご支援で実現しています。