国立公園内での不法投棄
4月16日、知床国立公園内である幌別地区で大量のみかんが道路脇に捨てられていると通報が入りました。
対策員が現場を確認すると、このような有様でした。
回収したのは約50個のみかん。
幸いにも、ヒグマが気付く前に回収することができましたが、怒りが抑えられません。
場所はウトロ市街地から直線距離で約2キロの場所です。
一度人の食べ物を口にしたヒグマはこれまでと行動を大きく変え、人の食べ物を求めるようになります。
その結果、市街地にヒグマが侵入し、人命を危険にさらす可能性があるのです。
市街地には学校があり、子供たちが登下校もしています。
二度と、不法投棄をしないでください。
(知床財団 村上)