第2回・ヒグマ被害を未然に防ぐために
前回に続いて、6月14日に羅臼町松法町、礼文町南、知昭町の3町内会で草刈りが行われました。
羅臼町は住宅地と山が隣接しているため、ヒグマが出やすい環境であることは否めません。
せめてヒグマが近寄りにくい環境にしようということで、この活動が始まりました。
この日は天気に恵まれ、初夏の陽気の中での草刈りとなりました。
住宅地や公園の周りなど、ヒグマがいて欲しくない場所を中心に、協力して刈っていきます。
フキやイラクサはヒグマの食べ物でもあり、背丈の高いササの籔などは身を潜める場所となります。これらを刈り払うことで見通しも良くなり、ヒグマの嫌がる環境となります。
町内会員の方々を中心とし、学校職員や小野建設さん、小針土建さんのご協力のもと、予定していた場所を刈ることができました。参加者の皆さま、本当にありがとうございました。
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野生動物の被害は、我々対策スタッフだけで防ぎきることはできません。地域で暮らす人や観光で訪れた人など、みなさん一人一人の日々の心がけで解決に近づくのだと思っています。
その第一歩として、まずはヒグマが住宅地に近寄りにくい環境作りを目指しています。
私たちはダイキン工業株式会社様からの支援を受けて、これらの活動に全面的に協力しています。
これからもよろしくお願いいたします。