札幌科学技術専門学校の野外実習を行いました
今年も6月23日に札幌科学技術専門学校の自然環境学科の学生12名の知床野外実習を受け入れました。
札幌科学技術専門学校は、世界自然遺産 知床エリアでの野外学習を通じて現場の取り組みを体感することをテーマに、2016年から毎年知床での野外実習を行っています。
午前中は自然センター館内展示の見学とフレぺの滝遊歩道散策。
知床を訪れるビジターへの様々な情報提供や展示の工夫を紹介しました。
前日ヒグマの出没があり閉鎖していたフレぺの滝遊歩道では、緊張感をもって散策です。
遊歩道沿いで出会う野鳥や草花を観察し、展望台から見たフレぺの滝に一同歓声があがりました。
午後は森づくりの道開拓小屋コース散策し、シカ対策用の防鹿柵や開拓家屋、知床100平方メートル運動ハウスを見学しました。
帰りがけ、遊歩道上にはヒグマの糞が!興味深く観察する一同。
観光だけでなく、私たち知床財団の取り組みの現場を実際に体感した一日。
この実習を通じて彼らにとって知床が特別な場所になってくれることを願っています。
(担当:片山)