母グマとはぐれてしまった0歳の子グマの対応について
5/12に母グマとはぐれてしまった0歳2頭の子グマが目撃されました。人が接近しすぎないように監視員を配置し、遠くから母グマが帰ってくるのを見守っていましたが、日没まで母グマは姿を現しませんでした。
翌日の朝に現地を確認すると、子熊はいなくなっていましたが、午後に再発見しました。1頭は生存していましたが、もう1頭は残念ながら死亡を確認しました。再発見した場所は道路脇であり、放置しておくと母グマが戻ってきた際に人身事故の恐れがあるため、生存個体については、利用者に危険が及ばず、なおかつ母グマと再会できる可能性のある母グマの行動圏内に移動放獣しました。また、死亡個体については現場から回収しました。
もし単独の子熊を見つけても、決して近づかないようにお願いします。付近に母グマが潜んでいる可能性があり大変危険です。