知床自然愛護少年団「夏のデイキャンプ」
斜里町ウトロの子どもたちが参加する知床自然愛護少年団の活動が7月25日(日)に行われました。
愛護少年団は、地元の大人や学校の先生が主体となって、子どもたちに自然の中で安全に楽しく遊ぶ知識や技術を伝える活動をしています。私たち知床財団は、地域の自然環境教育に貢献するため、愛護少年団の活動をサポートしています。
今回の活動は、近隣の海岸でデイキャンプを行いました。新型コロナウィルスの感染防止対策のため日帰りイベントになりましが、知床の短い夏を満喫するため、総勢22名の子どもが参加しました。
連日夏日が続く知床ですが、海岸には多くの危険が潜むため、子どもたちが海で遊べる機会は多くありません。そのため、地元の大人たちに見守られながら海岸で遊ぶことは、知床で生活する子どもたちにとって貴重な機会になります。
活動内容は、シュノーケリングとシーカヤックです。どちらも知床の豊かな海を体験できるアクティビティです。子どもたちは、経験豊富な指導員の下、海の生物を観察したり、自らの手で船をこぎ夏のオホーツク海を航行しました。また海岸では、火おこしやスイカ割りにチャレンジして、夏ならではの遊びを日が暮れるまで楽しみました。
今回の活動を通して、子どもたちは海で安全に遊ぶ知識や技術を身につけました。私たち知床財団は、地元の子どもたちと知床の自然を結ぶ活動をこれからも応援していきます!