クマ端会議を2年ぶりに開催しました。
私たち知床財団スタッフと地域の方々がヒグマについてざっくばらんに語り合う「クマ端(ばた)会議」を2年ぶりに開催しました。
※消毒、マスク着用、常時室内換気のもと実施しました
2013年に始まったこのクマ端会議。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響でお休みさせていただき、今年もその渦中ではありましたが通算8回目を迎えることができました。
今回も2021年シーズンの斜里町でのヒグマの出没状況はどんな状況だったのかを私たちからお伝えし、その後は地域の皆様が普段疑問に思っていることなどにお応えする質問タイムとさせていただきました。
このクマ端会議は日ごろヒグマ対策に当たっている私たちスタッフと地域の方々が直接意見交換できる大切な場です。
私たちがどんな思いでヒグマ対策にあたり、なにを目指しているのか。
そして、地域の方々はヒグマと暮らしていることにどのような思いや心配事があるのか。
来年も実施できるかは分かりませんが、コロナをともあれ、これから先も知床に住む私たちとヒグマが共存してうまくやっていくために、「クマ端会議」は続けていきたいと思います。
最後に新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、会場を提供していただいた知床ウトロ学校にこの場を借りて心より御礼申し上げます。
(担当:田中)