2023年は幌別川及び、幌別川河口周辺へは立ち入らないでください
幌別川及び幌別川河口周辺(河口から両岸400m)へは、2023年も立ち入らないでください。
ヒグマが特に高密度に生息する国立公園の玄関口にあたる幌別川では、これまで、釣り人とヒグマとの軋轢が何度も発生していました。
詳細は過去のブログをご覧ください。
幌別川は、2016年に関係行政機関によって立ち入り自粛要請がなされましたが、幌別川で釣りを継続することを希望した釣り人の有志によって「幌別の釣りを守る会」(以下、釣りの会)が立ち上がりました。
この釣りの会結成により、幌別川は、ヒグマとの事故防止のためのルールを徹底して守ることを条件に釣りが再開されました。
そして、釣りの会含む関係機関によって、幌別川河口釣りガイドラインが作成されました。
また、釣りの会による釣り場の監視や、ルールの啓発によって、釣り場環境は著しく改善されてきました。
これまで幌別川での釣りに尽力してくださっていた「幌別の釣りを守る会」ですが、今年度はじめに活動を終了すると発表されました。
この釣りの会活動終了と、幌別川付近で活動する危険なヒグマの状況から、幌別川におけるヒグマの人身事故のリスクは高いと判断しました。
そのため、釣りの会発足以前に立ち返り、幌別川及び河口周辺、両岸400mへの立ち入り自粛を要請することが、関係機関(環境省・林野庁・北海道・斜里町・知床財団)で協議し決定しました。
そのため2023年は、幌別川及び、幌別川河口周辺へは立ち入らないでください。
また、立ち入り自粛要請に加えて、8/1からは河口から両岸100mの河口規制が行われます。
そちらも併せてご確認ください。
詳細は網走海区漁業調整員会HPを参照。