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第41回知床自然教室を開催しました

7月31日(月)~8月6日(日)の日程で第41回知床自然教室を開催しました。

夏の知床の森に子どもの声が響くのは4年振り。猛暑や雨を無事に乗り切り、参加者全員が知床の自然を満喫しました!

今回は活動中に、子どもたちが知床の自然や100平方メートル運動の魅力を発信するブログを考えてくれました。子どもたちの感想をどうぞご覧ください。

 

7月31日(月)【自然教室1日目】33人の参加者が知床に集合。開校式とオリエンテーションの後、レクリエーションで参加者が打ち解けます。

【3班】

4年ぶりの自然教室が始まりました。初めての参加でワクワクドキドキしている人もいて、リピート参加で過去の自然教室メンバーとの再会に懐かしむ人もいました。夜はレクをしました。今日初めて会った人と協力し、「キャンプだホイ」や「猛獣狩り」などで仲良くなれて、とても楽しかったです。

 

【4班】

けっこうきんちょうしていた。特にミニゲームが楽しかった。みんなで協力したからすこしきんちょうがほぐれた。一部の人が優しくせっしてくれた。勇気をだして、はるなに話しかけたら友達になれた。このことから、勇気を出して話しかけることが大切だと思った。

 

8月1日(火)【自然教室2日目】ウトロのチャシコツ岬で海の生物を観察。知床の海の豊かさを体験しました!

【1班】

《我らの水族館》

 知床には、たくさんの生き物が生きています。たくさんの生き物が生息している海は、都会の海とは違い、生き物が自由に生きていました。そのような海を壊さないために、生活しなければならないと思いました。

 

【3班】

チャシコツ岬に行きました。5分間動かずじっと海の中を見てみると、岩の隙間や海藻の中から小さな生き物がひょっこり顔を出しました。小さな潮だまりにも生き物がたくさんいて、まるで小宇宙のようでした。

 

 

【4班】

今日は海で磯遊びをしました。最初は全然見えなかった生き物ですが、5分静かに動かずにいると、ワカメや海藻の隙間からゆっくりと顔を覗かせていました。それに30分ほどでいろんな生き物を見つけることができて、浅瀬でもたくさんの生き物たちがいるんだということにびっくりしました。

 

 

8月2日(水)【自然教室3日目】いよいよ国立公園内にある野営地(ポンホロ)へ!野外生活の始まりです。

【3班】

3日目はいよいよポンホロ入り。歩きでの移動は暑くて疲れましたが、ケイマフリやオジロワシなどの珍しい鳥を見ることができ、さすが知床だと感じました。食事はかまどを作って自炊をしました。昼は火加減が難しく米が焦げてしまいましたが、夜はうまく炊けて美味しいご飯になりました。

 

 

【5班】

ポンホロ入りの日
自分たちでうまくテントを立てれた。そして、班でのキャンプファイヤー中に流れ星を見た。

 

 

【2班】

約2時間の移動を終え、無事にポンホロに着いたのも束の間、テントや釜戸作りに取り掛かりとても疲れましたが、不自由の少ない現代に慣れている自分達には貴重な経験になりました。途中、ツリーハウスに登りリフレッシュをしました。作業が終了し、夕陽と周りの景色を見た時に一段と綺麗に見えました。

 

8月3日(木)【自然教室4日目】イワウベツ川の河畔林を散策。カツラの巨木とヒグマに出会いました!

【1班】

《食物連鎖》

 腐った木はそのままおわるのではなく、新しい木の栄養となり森を育てる。それは人間の世界でも同じように人もかれて終わるのではなく、命をつないでいるということを学ぶことができた。

 私のことだけに生きるのではなく、あとの人々によい影響を与えられるような生き方をしたい。

 

【3班】

今日は川に行きました。川はとても冷たくて、ずっと入り続けることはできませんでした。河畔林では桂の巨木があり、13人が手を繋いでやっと一周できるほど太く大きかったです。
お昼ごはんを食べてくつろいでいると木の上にヒグマがいました。去ったと思って車で出発すると、ちょっと離れた木の上でのんびり寝ていました。1日目にヒグマの勉強をして本当は怖いと知っていますが、車の中からだとかわいく感じました。

 

8月4日(金)【自然教室5日目】荒天予報のため、1日早めに野営地(ポンホロ)を撤収しました。

【1班】

《一日早いお別れ さよならポンホロ》

 知床5日目、今日はもともと森づくりの日の予定だった。しかし、雨のせいで1日早くポンホロから撤収することになってしまった。

 来た時は「早く漁村センターに帰りたい」と思っていたのが、急になごりおしくなって、何かが途切れたような気持ちになった。

 でも、そんな感傷にひたっている時間もなく、漁村センターに帰ることに。行きよりは楽だったが、最後の坂道がしんどく、生き地獄を味わった気分だった。

 

 

【4班】

今日は天候の関係で1日早くウトロの町にもどることになりました。午前中に片付けで帰ってきました。暑かったけどがんばったぞー!(リーダーがたいた米がうますぎた。)

 

以上、4年振りの自然教室の様子でした。本当に楽しい1週間であっという間に終わってしまいました。またみんなに再会できる日を楽しみにしています。

これからも知床の自然と子どもたちを結ぶ自然教室をつくっていきます。この記事を読んで自然教室にチャレンジしたいと思ったら、ぜひ来年はご参加ください!

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