冬の森づくりボランティア 1月活動報告
2025/1/18~19、1/25~26の日程で「冬の森づくりボランティア」を実施しました。
100平方メートル運動の森づくりは、冬もボランティアさんの協力を得て作業を行っています。
1/18~19は、冬期の森づくりの道をOPENするためのトレイル整備を実施しました。

標識看板をソリで運び、設置します。
冬の森は積雪でコースが分かりにくくなるため、順路を示す看板を立てます。道に迷わないように深雪に踏み跡をつけながら、大量の看板をソリで運び、コースに設置しました。

一本一本丁寧に設置します
天気にも恵まれ、無事トレイルの看板を設置し終わることができました!
19日の午後には、しれとこ100平方メートル運動地内にある防鹿柵の巡視も行いました。

作業後の集合写真
1/25~26は、アカエゾマツの間伐作業や防鹿柵の巡視、老朽化した樹皮保護ネットの回収を行いました。間伐作業の対象地は、植樹後15年~20年経ったアカエゾマツの植樹地です。植樹地のアカエゾマツは順調に生育していますが、アカエゾマツのみが育つ単調な環境になっています。

ノコギリを使って間伐します
アカエゾマツを適度に間伐することで、林床が明るくなり、他の樹種が生育しやすい環境へと変化します。間伐した木は雪の上を滑らせながら、運び出しができる場所まで移動させます。

間伐した木と集合写真

老朽化した樹皮保護ネットの回収もしました
決して楽ではない作業ですが、ボランティアの皆様のおかげで作業をスムーズに進めることができました。間伐した木は、広葉樹を植樹する際の支柱として、春の森づくりボランティアで再活用されます。樹皮保護ネットに関してもアップサイクルをして、新たなものを生み出す取り組みを予定しています。
寒い中ご協力いただいたボランティアの皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて心よりお礼申し上げます。100平方メートル運動の森づくりは、皆さまのご支援で実現しています。