冬の森づくりボランティア 2月活動報告
2025/2/8~9、2/15~16の日程で「冬の森づくりボランティア」を実施しました。
100平方メートル運動の森づくりは、冬もボランティアさんの協力を得て作業を行っています。
2/8~9は、アカエゾマツの間伐作業を実施しました。1月に引き続き参加してくださった方、慣れた手つきで作業を進めてくださる方も多くいたため、予定より多くのアカエゾマツを間伐することができました。

林床の暗い森を明るくしていきます
2/8~9の2日間でなんと合計71本を間伐することができました。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

東農大の学生の皆様もありがとうございました
2/9には前日の悪天候により、森づくりの道「開拓小屋コース」の踏み跡が消えてしまったため、利用者の道迷いを防ぐために巡視とラッセル(踏み跡をつける作業)を実施しました。

開拓小屋コースの展望地での集合写真
2/15には、森づくりの道「開拓小屋コース」の隣にある木材倉庫の雪下ろし作業を実施しました。その後、知床が目指すべき本来の豊かな森の姿を見てもらうために、原生林へトレッキングに行きました。

雪下ろし作業の様子

原生林トレッキングでの集合写真
冬の森づくりボランティア最終日の2/16には、老朽化した樹皮保護ネットの回収作業を実施しました。シカの樹皮食いから広葉樹を守るために巻いているネットですが、長い年月が経つと木が大きく成長してきつくなったり、雨風の影響で剥がれたり破れたりして、本来の機能を発揮できない状態になってしまいます。

スコップで地面を掘り丁寧に回収
回収した樹皮保護ネットは、アップサイクルをして新たなものに生まれ変わらせることを予定しています。一枚一枚手作業でゴミや土を取り綺麗にしました。

地道ですが大切な作業です
1月、2月の冬の森づくりボランティアに参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
また、改めて2024年度の森づくりボランティアにご参加くださった皆様、この場を借りて心よりお礼申し上げます。ぜひまたボランティアにご参加下さい。
100平方メートル運動の森づくりは、皆さまのご支援で実現しています。
今後もしれとこ100平方メートル運動のご支援・ご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。